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タトゥー業界に影響を与えた100人 - No.25

リー・ロイ・ミヌフ(Lee Roy Minugh)

リー・ロイ・ミヌフ(Lee Roy Minugh) リー・ロイ・ミヌフ

Lee Roy MinughともLeroy Minughとも言われています。

1911年3月25日にオクラホマ州のマスコギーに生まれました。
13歳の時に家を出て、アメリカ中を旅するサーカス団に参加します。
参加してすぐ1924年にファーストタトゥーを入れました。
指にクエスチョンマークのタトゥーのデザインだったそうです。
その後、もっと増やしたくなり、腕に二人の裸の女性のタトゥーを入れます。
その後、August B Coleman(オーガスト・B・コールマン)と出会い、彼からタトゥーを入れてもらって、もっとタトゥーに目覚め、もっと上手くなりたいとタトゥーの勉強を本格的に始めます。

サーカスでアートを学び、1930年代にはロサンゼルスに拠点を移します。
そして、本屋さんの奥で初めてのタトゥースタジオをオープンさせます。
フリーハンドのカスタムタトゥーで口コミは広がり、お客さんも増えていきます。
その頃にカスタムタトゥーをする彫師はとても少なく、重宝されたのかもしれませんね。

リー・ロイ・ミヌフ(Lee Roy Minugh)のタトゥー1

その後、カリフォルニアのロングビーチにあった西海岸で超有名なタトゥーの名所「Pike(パイク)」に店を移します。
パイクはアメリカで一番大きなアミューズメントパークだったのだそうです。

リロイはお客さんがいる時には、セキュリティの理由からか、お客さんのプライバシーからかは分かりませんが、常にドアに鍵をかけていたのだそうです。
お客さんがいない時にはドアの外側にタトゥーマシンをかけておき、誰かが入ってきたらマシンのスイッチを入れて音を出し、お客さんが音につられて入りやすい様に工夫していたのだそうです。

1950年代に、現在でも続いている長寿番組「The Tonight Show」の初めての司会者である1962年にSteve Allen(スティーブ・アレン)のテレビ番組「The Steve Allen Show」に出演し、番組内でスティーブにドットのタトゥーを彫りました。
タトゥーアーティストがテレビに出演したのは、リロイが初めてだと言われています。
4つの黒いドットのタトゥーを彫りました。
どうしてリーが選ばれたのかなど詳しい事情は分かっていませんが、パイクを代表するタトゥーアーティストとして、彼に白羽の矢が立てられたのかもしれません。

リー・ロイ・ミヌフ(Lee Roy Minugh)のタトゥー2

テレビへの出演は非常に大きな躍進となりました。
テレビに露出することで、とても有名になる事が出来たそうです。

Leeの息子Eric(エリック)さんは生前リロイが描いたタトゥーフラッシュを、新しくよみがえらせ、本を発売しています。
お父さんのリロイは彼が彫ったタトゥーのみエリックさんが入れる様に勧め、お母さんは反対をしたそうなので、エリックさんにはタトゥーが入っていないのだそうです。

パイクにいる時にオーウェン・ジェンセンとも共に働いています。

1994年の2月に83歳で亡くなりました。

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