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タトゥー業界に影響を与えた100人 - No.40

グレッグ・アイロンズ(Greg Irons)

グレッグ・アイロンズ(Greg Irons) グレッグ・アイロンズ

グレッグ・アイロンズは1947年9月29日にペンシルバニア州のフィラデルフィアで生まれます。

お父さんは広告業界で働き、お母さんは看護婦をしていました。

小さなころから絵を描いていて、壁一面に絵を描き、お母さんが掃除して回っていたそうです。

1967年20歳の時にサンフランシスコへ移り住みます。

ポスターアーティストやアルバムカバーなど多数手がけ、アニメーターとしても有名でした。

グレッグ・アイロンズ(Greg Irons)のタトゥー1

1970年代半ば頃からタトゥー業界へと傾倒し始めます。
実際には数年前からタトゥーを彫ったりしていて、初めてのタトゥーは1960年代に自身の左腕に彫った「tattoo」の文字だったそうです。

ロックバンド「ジェファーソン・スターシップ」のベース兼ギターのピーター・カウコナンがツアー中にニューヨークで「Thom deVita」に彫ってもらいサンフランシスコに戻った際に、支払った額を聞いたときに、今後の生活を彫師として生計を立てることを考え始めたのだとか。

1975年頃にSpaulding Rogersにタトゥーの機材を購入し、自分の右足首にカラスとスカルを彫りました。

その後1980年にプロのタトゥーアーティストになる為にDean Dennisのお店で働き始めます。
元々の絵を描く才能とセンスがあり、タトゥーの技術向上も目を見張るものがあったそうです。
1年ほどそこで働き、シアトルのスタジオへと移ります。

グレッグ・アイロンズ(Greg Irons)のタトゥー2

1982年後半にサンフランシスコへと戻り、「Henry Goldfield」のお店で働き始めます。
数年働いたのち、アムステルダムに旅行に行き、ベルギーのタトゥースタジオで働いたりもしていました。

1984年9月にテキサス州ヒューストンで開かれたタトゥーコンベンションに参加するために帰国し、朝から晩までタトゥーを彫り続け、ずっと夢見ていたタイへの旅行資金にあてます。

グレッグ・アイロンズ(Greg Irons)のタトゥー3

1984年11月14日、37歳の時にタイのバンコクへ旅行中に、バスにはねられ亡くなりました。
亡くなる前にチェンマイでサクヤンを彫ってもらったそうです。

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